
企業と働く人がイキイキと活躍できる社会に! 『マイナビ転職 BEST VALUE AWARD』の裏側
こんにちは! マイナビ転職 公式note編集部です。
今回は、マイナビ転職としては初の試みとなった『マイナビ転職 BEST VALUE AWARD』についてご紹介します。
なぜ初めてのアワードプロジェクトをこのタイミングで実施することとなったのか? どのような企業の取り組みが評価されたのか? など、『マイナビ転職 BEST VALUE AWARD』に込めた思いや、各賞ノミネート企業とその取り組み内容を、皆さまにお伝えできれば幸いです。
頑張る企業の取り組みを社会全体に広めたい
『マイナビ転職 BEST VALUE AWARD』開催の背景には、現代日本が抱える社会課題にあります。
生産年齢人口の減少や実質賃金の低迷など、今後の経済成長に対する見通しが明るくない中、それらを変えていくためには企業の継続的な成長と、そこで働く人たちの活躍がますます重要になると私たちは考えていました。そのような社会背景のなか、収入に不安を感じる求職者と人材確保に苦戦している企業の給与アップを応援するため、2024年から「給与アップ応援宣言」プロジェクトを進めており、その一環として『マイナビ転職 BEST VALUE AWARD』を開催するに至ったのです。
『マイナビ転職 BEST VALUE AWARD』の目的は、昨今の社会課題の解決に向け、未来に向けて変わる努力をしている優良企業を認定し、その成功事例を世間に広めることで、働く人にとっても社会にとっても、価値ある企業を世の中に増やしていくことにあります。
「雇用」という軸で課題となる「給与アップ」「働きかた」「キャリア支援」の3カテゴリを定め、それぞれの企業が抱える課題をどのように解決したか、どのような成果をあげたのか、という内容でエントリーしていただきました。
「給与アップ」「働きかた」「キャリア支援」それぞれの評価ポイントは?
「給与アップ」「働きかた」「キャリア支援」の評価のポイントは以下の通り。
給与アップ:賃上げ(定期昇給・ベア)や賞与アップなどで年収アップできたか。評価制度の変更、生産性向上など、給与アップのための取り組み内容とその結果を評価
働きかた:従業員が継続的に快適に働ける環境を提供できたか。テレワーク、週休3日、福利厚生・休暇制度など、働き方改善のための取り組み内容とその結果を評価
キャリア支援:社員の育成に関する効果的な取り組みを実施できたか。1on1、研修、越境学習、キャリア自律、リスキリングなど、キャリア支援のための取り組み内容とその結果を評価
以上3つのカテゴリ、いずれか1つ以上に該当する活動・取り組みを行っている企業を評価対象とし、評価にあたっては「革新性」「成長性」「雇用貢献性」に着目。数多くのエントリー企業のなかから、マイナビ転職事務局と審査員の皆さんとの厳正なる審査のうえでノミネート企業を選出させていただきました。
悩んだ末、総合的な評価で大賞企業3社を選出
審査においては、どの企業もすばらしい取り組みと結果を出されていて、本当に悩みました。何度も審査を重ねた結果、大賞3社、各賞5社を選ばせていただきました。ここでは、大賞企業の受賞理由をご紹介します。
大賞

・株式会社オンワードホールディングス(東京)
販売職において上限なく高い給与水準を目指すことが可能な仕組みへ変更したことにより、平均年収が10%、25年卒採用より新卒初任給が16%アップすると共に、新卒採用人数も34%増加。努力に応じた給与アップが仕事のモチベーションにつながる結果となりました。
また、全職種対象の生産性向上を目的とした「働き方デザイン」プロジェクトを通じて、業務効率化とワーク・ライフ・バランスを実現。残業時間を41.2%削減。社員が主体的に働き方の改善に取り組める仕組みを導入するなど、心理的安全性の点でも高い評価となりました。
・株式会社VISIONARY JAPAN(東京)
「仕事のやりがい・働き方・給与」を業界最高水準にすることを掲げ、業界の深い知見に基づく再現性の高い育成計画や、社員ニーズを実現するキャリア支援制度、希望に応じたキャリアや働き方を選べる制度を導入。
さらに、顧客の契約単価と連動した評価制度を構築、利益を一律で固定化し、給与計算式も公開。社員還元の最大化により、高いモチベーション維持と年収を上げやすい環境を実現。その結果、設立3期目にして社員数 266名、売上高 17億7,000万円(昨対比+268%)を達成するなど、成長企業として見本となる素晴らしい成果をあげられました。
・株式会社ゆめみ(東京)
「ワークフルライフ(Workful Life)」という考え方のもと、社員が充実した人生を送れることを目指し、「フルリモし放題制度」や「有給取り放題制度」などユニークな制度を導入。
「まなびファンディング制度」や業務の10%を自主的なプロジェクトに充てられる「10%ルール」、「副業し放題制度」など、自己成長に必要な時間とリソースを自由に活用できるようにしたことが社員の成長加速を促し、競争の激しいIT業界において、事業成長および採用力の強化で高い成果をあげられています。
「給与アップ優良企業賞」「働きかた優良企業賞」「キャリア支援優良企業賞」各5社のほか、エントリー企業のなかから受賞企業を除き、優良な取り組みをされたノミネート企業を26社認定させていただきました。詳細は『マイナビ転職 BEST VALUE AWARD』特設ページにてご確認いただけます。
また、受賞企業・ノミネート企業の中で、現在、求人を掲載している企業をまとめています。ぜひご覧ください。
BEST VALUE AWARD 受賞企業・ノミネート企業の求人情報
『マイナビ転職』編集長より
私たちマイナビ転職は、多くの企業さまの素晴らしい取り組みを知り、企業としての進化を目の当たりにしてきました。働く人たちにとっての企業価値を高めることで、生産性の向上やモチベーションのアップなどの良いサイクルが生まれます。そして、企業が継続的に成長することで社会のためにもなるといえます。
「マイナビ転職 BEST VALUE AWARD」は、未来に向けて変わる努力をしている価値ある企業を世の中に増やしていきたいという想いから実施したものになりますが、企業規模問わず、どの企業さまも素晴らしい取り組みと実績を出されていました。
もともと企業が持っていた課題としては「人手不足」「離職率の高さ」が多く見受けられました。また、「モチベーションの低下」「収益の低下」など地域や業種特有の課題もあれば、「多様化する社員の価値観やキャリア観への適応」など、個々のキャリアや働く意識への向き合い方に関する課題など、昨今の働く価値観の変化に適応するためのものも多い印象でした。
どの企業さまからも、自社をより良いものに変えていきたいという高い熱量を感じましたし、取り組み内容についても創意工夫がなされており、多くの企業にとって学びになる内容になると思います。受賞企業さまのエントリー内容につきましては、順次公開していく予定です。
惜しくも受賞を逃してしまった企業さまにつきましても、素晴らしい取り組み内容と改善結果となっておりました。従業員の皆さまやこれから入社される方など、すべての方が幸せに働ける環境を創ろうと行動したことが、時代が変わっても進化していける企業価値となっているはずです。
私たちは今後もさまざまな取り組みを通じて、働く人たちの幸せと企業価値の向上を実現し、社会課題の解決を目指してまいります。
『マイナビ転職』編集長 瀧川さおり
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