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正社員が足りない……? これからの中途採用と副業について<初めての転職の方必見🔰>

こんにちは! マイナビ転職公式note編集部です。
マイナビが中途採用についての調査を実施。調査を通して中途採用の現状や副業容認化など、さまざまな状況が見えてきました。転職のイマを知ることで、転職を有利に進められる可能性も。

「ぼんやり転職を考えてるけど、詳しい情報収集はこれから」
「いつから転職活動を始めるのがいい?」
「副業をしたいけど企業はどう感じているんだろう」
「転職についていろいろ知りたい!」

という方は、特に参考にしてみてください。

【この記事のポイント!】
・副業を始めたいけど、企業側に受け皿があるのか気になる
・今転職活動を始めても大丈夫?


正社員が足りない……。特に「スペシャリスト人材」「役職についていない人材」が不足と感じている

転職活動を始めるにあたり気になるのが「今って転職時?」というところ。早速データ(※1)を見ていきましょう。正社員の人手不足感を感じるかという質問に、「不足」が43.3%「余剰」が25.4%と回答不足を感じる企業が多い結果となりました。

前年と比較すると「不足」と回答した割合は微増しており、人手不足=転職者を求める傾向が強まっていると思われます。

特に不足している人材は
「スペシャリスト人材(IT人材など)(49.8%)」
「役職についていない人材(45.4%)」で、現場で即時活躍できる人材やマネジメント職以外の不足感が目立ちます。

今後の採用は増える?

では、今後中途採用は増えていくのでしょうか? 調査結果では、いずれの雇用形態でも「採用を行う」と回答した企業が2022年に比べて増えています。特に、正社員(中途採用)は81.5%という高い結果になりました。大半の企業が採用を予定しているようですね。

また採用目標達成のために、基本給を上げたという企業が半数以上に。中でも「流通業・卸売業・小売業」「製造業 」「情報通信業 」が上位に入りました。

人材ニーズの復調や、物価上昇を背景に企業の賃上げの動きが進んでいます。ほかにも、今勤めている従業員の賃金のベースアップ、リスキリングなどの教育訓練費においても、高水準での増加を予定しているようです。ここから中途採用者の賃上げに伴い、中途採用市場はさらに活発化するという見方も。転職を考えている方にとって後押しになるでしょう。

【簡単にまとめると!】
・基本給を上げている企業は半数以上という結果が!
・業種別に見てみると「流通業・卸売業・小売業」が最も高い
・転職を考えている方にとっては狙い目の時期?

副業容認制度を導入した企業は約7割(前年よりも増えている)

働き方が多様化するなか、副業・兼業への注目も集まっていますよね。副業は収入を補填するだけではなく、転職やいずれフリーランスになることを見据えてのスキルアップや「腕試し」、「好き」のマネタイズ(収益化)など、さまざまなメリットがあります。

2022年の調査では、副業・兼業を許可する「制度がある」と回答した企業の割合は、前年より増えて68.7%になりました。半数以上の企業が副業をOKしているようですね。

企業が副業・兼業をしている人材を採用している割合は46.4%で、制度がある割合に比べて低いものの、前年と比べると副業・兼業に対して理解が高まっていることがわかります。

導入の理由は、「社員の収入を補填できる(37.6%)」「社員のモチベーションを維持できる(37.1%)」が上位となりました。

また、2021年と比べて「新たな知見や人脈を獲得するため(33.0%)」「新事業の発案につなげるため(29.4%)」の項目も高くなりました。給与の補填など収入面だけでなく、新たな知見や人脈の獲得、新事業の発案といった、企業の成長に重要なスキル面を理由に、副業・兼業制度を導入する企業も増えているようです。

今後も副業・兼業の許可を検討する企業が増えるでしょう。それはもちろん働き手にとっても大きなメリット。

「新たな仕事に挑戦したい」「収入に不満がある」という際に今までは「辞めて転職する」しか選択肢がなかったものの、今後は「今の仕事を続けながら副業でお試し」など、さまざまな選択肢が取れる可能性が出るからです。将来の可能性を広げる働き方の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

【簡単にまとめると!】
・副業、兼業OKの企業が増えている!
・副業することで、収入補填だけでなく人脈づくりやスキル習得にもつながる
・副業や兼業を前向きに考えやすい環境ができてきた?

いかがでしょうか。
働き方の多様化により、副業・兼業を検討する方も多いですよね。現在勤めている企業や転職先に副業に関する制度があるか確認してみると、今後の選択肢が広がるかもしれません。

中途採用については、いずれの雇用形態でも「採用を増やす」と回答した企業が81.5%に上りました。採用のために基本給を上げていると回答した企業も半数以上という結果に。これから、中途採用市場はさらに活発化していくでしょう。転職を検討している方にとってはチャンスの時期といえます。

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出典
(※1)マイナビ人材ニーズ調査2022年版
https://career-research.mynavi.jp/reserch/20230113_42884/

(※2)マイナビ「中途採用実態調査2022年版」
https://career-research.mynavi.jp/reserch/20220922_35045/


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