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仕事を辞める時のNG作法とは? 円満退職のススメ│マイナビ転職でお悩み解決!

こんにちは! マイナビ転職 公式note編集部です。

マイナビ転職では、皆さんの転職に関するお悩みを解消すべく、さまざまなノウハウを発信しています。

今回は、数あるお悩みの中から、多くの人を悩ませる「仕事の辞め方」をピックアップ。円満退職に役立つノウハウをたっぷり凝縮してご紹介します。


仕事を辞める時にありがちなトラブル・悩み

「転職したい」「とにかく今の仕事を辞めたい」と考えている方の最初の難関が、退職の意思を伝えること。自分の都合しか考えず強引に退職手続きを進めたり、無断欠勤でフェードアウトしたりするのはもってのほか。そうでなくとも、退職意思を伝える手順やタイミングを間違えると、退職手続きが思うように進まない可能性があります。

それでは、仕事を辞める時にありがちなトラブルやお悩み例とその対処法を見ていきましょう。

【お悩み①】上司に退職の意思を伝えられない

転職において多くの方がつまずくのが、退職交渉になかなか踏み切れないというもの。マイナビ転職によるアンケート調査によると、仕事を辞めたいと言えずに悩んだことがある人の割合は全体の70%以上と高い結果に。

「忙しい中で辞めると上司に怒られそうで言えない」「会社や同僚に申し訳ない」という、退職に負い目を感じている理由が多いようです。経験がある方も少なくないのでは?

ただし、自分の人生は自分のもの。今辞めないとしても、辞めたい気持ちを抱えたまま仕事を続けるのは、自分にとっても会社にとってもプラスに働きません。言いづらい気持ちは分かりますが、覚悟を決めて意思を伝えましょう。

実際に、気まずいのは仕方がないこと。退職の話を聞くのは上司の仕事でもあり、そこは理解してくれるはずです。ただ、「仕事なんだから話を聞くのは当然」と、開き直るような態度は避けましょう。上司も忙しい身。閑散期や会議が少ないタイミングを見計らって声を掛けるなど、配慮の心を忘れずに臨みましょう

▼「上司に退職の意思を伝えられない」を助けるコンテンツはこちら

【お悩み②】退職交渉を先延ばしにされ、なかなか退職できない

退職の意思を伝えたものの、上司に取り合ってもらえなかったり、交渉を先延ばしにされたり、希望どおりに進まないケース。

だからといって、退職届を一方的に突きつけたり、勝手に会社を休んだり、強硬手段に出るのはNG。最近では退職代行サービスを利用する人もいるようですが、業者や手法によってはトラブルの原因になる可能性があるため、利用する際には慎重に検討しましょう。

対策としては、退職までのスケジュールを自主的に立てて、退職交渉を行うこと。円満退職の鉄則は「跡を濁さず」です。民法上では無期雇用の場合は、退職日の2週間前までに退職を申し出れば退職できることになっていますが、就業規則によっては退職を何日前に伝えるかを定めている場合もあるので、必ず確認しましょう。

会社から指示される前に自分から引継ぎ、有給消化時期を含めたスケジュールを作成しておき、上司の手を煩わせないようにしておくと印象アップです。その際に、一緒に退職希望日と最終出社日を提示しておくと、よりスムーズですね。

▼「退職交渉を先延ばしにされる」を助けるコンテンツはこちら

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円満退職を実現するために

退職は、手順・方法を誤ると、上司の心証が悪くなり退職手続きが滞って次の会社への入社が遅くなるなど悪影響を招きかねません。それにより精神的に疲弊したりとかなりの負荷がかかります。新たなスタートを気持ちよく迎えるためにも、円満退職のポイントをおさえておきましょう。

【円満退職のコツ①】退職の意思を伝えるタイミング

退職の意思は「覚悟」が決まってから伝えましょう。退職交渉では引き留められることもあり、今より好条件を持ち掛けられるかもしれません。それによって退職意思を取り下げたり迷ったりすると、例えそのまま今の会社に留まったとしても「一度退職をしようとした人物」として見られ、立場が変わってしまう可能性もあります。

一度伝えた意思は取り下げないのが鉄則。不安な人は、転職活動で内定が決まってから伝えるのがおすすめです。次が決まっているという精神的余裕が生まれ、引き留めにも心が揺らがず交渉できるでしょう。

また、退職にあたっては現場へ負担をかけないことを心掛けましょう。「どうせ退職するから」と仕事をないがしろにすると周囲からひんしゅくを買い、今までの信頼や人間関係が崩壊してしまうからです。自分の業務の引継ぎや休みを含めたスケジュールを立てて、最後まで手を抜かず業務にあたる姿勢を見せることが大事です。

▼円満退職のコツを詳しく見る

【円満退職のコツ②】退職意思の伝え方

一般的に、退職を伝える最初の相手は直属の上司です。それ以外の人に先に退職意思を漏らすと、うわさが広まってしまう恐れがあり円満退職から遠ざかってしまいます。また、デスクや立ち話で済ますのもNG。事前に上司の予定をおさえ、会議室で1対1で話す時間を確保したうえで退職の意思を伝えましょう。

退職交渉においては往々にして引き留めに合うことも。回避するためには、納得できる退職理由を用意しておくこと。例えば「ポジティブな理由」「個人的な事情」を盛り込んだ退職理由などが該当します。ただし、余計なトラブルのもとになるので嘘は盛り込まないこと!

▼円満退職のコツを詳しく見る

【円満退職のコツ③】スムーズな引継ぎの進め方

円満退職のためには在職中の業務を最優先することが鉄則。会社や残されるメンバーに負担をかけないよう、スムーズな引継ぎを心掛けましょう。

退職日が決まったら引継ぎのスケジュールを作成しましょう。そのためにまずはルーチン業務の量やサイクルの洗い出し、後任者への引継ぎと残務処理にかかる時間を割り出し、優先順位を決定。それらを退職日から逆算してスケジュールを組みます。

引継ぎに漏れがないよう準備しておきたいのが引継ぎノートです。業務や案件ごとに仕事の流れや作業の要点、注意事項などをまとめたものですが、後任者だけでなく上司や同僚が見ても分かるようにしておくとより安心です。

引継ぎノートの記載項目リスト例

▼円満退職のコツを詳しく見る

ここまで、円満退職のコツを見てきました。

  • 退職意思を伝えるタイミングは内定が出たあと、かつ、無理なく引継ぎできる時期

  • 退職意思を最初に伝える相手は原則直属の上司

  • 引継ぎはスケジュールを作成し計画的に

以上を踏まえて、退職の手続きを進めていきましょう!

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▼円満退職のノウハウがたくさん! 転職活動の参考に

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