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【前編】農大からITコンサル、そして広告業界へ。大切なのは自分が何を考え、何をしたいのかに気付くこと|DE 磯村芳子さん


農業について学びを深めるため、東京農業大学から東北大学大学院に進学したという磯村芳子(いそむら よしこ)さん。そんな彼女が卒業後、就職先として選んだのが大手外資系ITコンサル・アクセンチュアだった。農業からコンサルへ。珍しいキャリアでありながら、その2年後コンサルから未経験である広告業界へと転職を果たす。

農学部からITコンサル、広告へと大きく業界をまたいだ転職。そのきっかけには、磯村さんが大学時代に働いていた“八百屋”の存在があったのだという。さらに彼女曰く、一見全く異なるように見える業界にも、どうやら共通点があるらしい。

今回は、株式会社DE(ディーイー)という広告会社でプランナー兼プロジェクトマネージャーを務める磯村さんにお話を伺い、仕事への向き合い方やキャリアに悩んだときの考え方などについて尋ねてみた。「自分にとって仕事とは」「自分に向いている仕事はなにか」と悩んでいる人に少しでもヒントになれば嬉しい。

自分に必要なもの、足りない部分に気付いた

「農学部を出てからコンサルティング業界へ進んだ人は、正直私の周りにはいませんでした」
東京農業大学を卒業後、さらに農業について研究するため東北大学の大学院に進んだという磯村さん。彼女の進路に大きな影響を与えたのが、当時アルバイトをしていた“八百屋”での経験だったという。

「大学で野菜の歴史や育て方については学ぶけれど、野菜が生活者に届くまでの流通については学ばない。なので流通の現場を知りたいと思い、大学時代に2年ほどベンチャー企業が運営する『旬八青果店』という八百屋でアルバイトをしました。店頭で野菜を売ることがメインの仕事ですが、それ以外にも売り場づくりや発注、時には社長と一緒に市場で仕入れをしたりと、さまざまな業務を経験させてもらいました。

社員の皆さんは経験豊富でスキルが高い方ばかり。経営や販売など、多くの意見を出し合いお店を盛り上げますが、アルバイトの自分は『お店を盛り上げたい! 農業を元気にしたい!』という気持ちはあるものの、飛び抜けた能力や経験もなく、具体的にどうしたらいいかわからなかったのです。それならば経験を積んで、自分にできることを増やしたい。そう思いコンサルティング会社へ就職することを決めました」 

やりたいことをやろう!そう決めたとき、未経験の業界に飛び込むことを決めた

大手ITコンサル会社のアクセンチュアに入社してから丸2年。今度は業種だけでなく、職種や会社規模も大きく異なる企業へと転職をすることになる。

「アクセンチュアにはコロナ禍に新卒で入社。1年目は定時で仕事が終わり、なおかつフルリモートで通勤がなかったので、私は学生の時よりも自由に使える時間が多かった。けれど当時はコロナ禍だったため、ずっと家にいなくてはいけなくて、自分のこの先のキャリアについて考えてばかりいました。

いつも『自分の選択は自分で正解にする』という気持ちで何事も取り組みますが、この時は先が見えない状況からか、どうしても迷いが多く選択を正解にはできなくて。でも、むしろそんな状況だったからこそ『やりたいことをやろう!』と決断できたのかもしれません。大学時代から興味のあった広告業界で、IT以外の形で課題解決をしてみたい、と思うようになり転職を決めました」

「ところが大学院に行ってから就職したため、社会人歴は2年と短いにも関わらず、第二新卒枠で転職活動がしづらくて。経験者採用の枠で転職となると、業界を変えるのは難しいかもしれないと考え始めました。

そんな時、わずかな可能性にかけて連絡してみたのが、今勤めているDEという会社でした。実はDEの前身にあたる会社が、旬八青果店のブランディングやクリエイティブ全般に関わっていたため、DEの社長と一度だけ会ったことがあったんです。旬八青果店の社長に繋いでいただき、とにかく『なんでもいいからやらせてください!』と頼み込みました。

その後、アクセンチュアと並行してインターンとして1年働き、晴れてDEの社員として入社。念願だった広告業界への転職を叶えることができました。

面白いことにアクセンチュアは転職する人や転職して戻ってくる人に対してもウェルカムな会社。『どのような状況になっても、私の選択を後押ししてくれる』と思えたことが、転職活動中の心の支えになっていたのは間違いありません。

そもそも私は本当に運が良くて、旬八青果店でもアクセンチュアでもDEでも、本当に周りの人に恵まれていました。今でも、さまざまな場面で『あの時のあの人のおかげ』と感じることは多い。だからこそ、今まで出合ってきた人たちのために、もっともっと頑張りたいという気持ちです」

株式会社DE(ディーイー)プランナー兼プロジェクトマネージャー / 磯村芳子

アクセンチュア株式会社でITコンサルタントとして新卒から2年勤務後、株式会社DEに入社。広告やイベントの企画〜実現までを行うのが主な仕事。他にも、SNS運用、イベント設営など、「なんでもやります」の精神で肩書きに捉われない幅広い働き方をしている。第一次産業や地域の課題に特に興味を持つ。好きな食べ物は白米。

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